地域猫の餌代は誰が出すのか
■気がつけば捕獲はじめて4ヶ月。餌やりさん宅にごはんを食べにくる子は、9匹前後。
その餌代が話題になる。
集めたお金は手術代で全て消えた今、それぞれがなんとなくペットフードを買い、餌やりさん宅に持ち込んでいた。
「餌代、有志で集金しましょうか」と久しぶりに集まったご近所さんに切り出したところ、意外な答えがぽつりとあがる。
「だいたい餌やりが原因で、不幸な猫が増えてしまった。不妊手術は大変だしお金もかかるからもちろん寄付するけど、餌は、餌やりさんがもともとやってたんだから、お金集める必要ないのでは?」
なるほど。
一理あるよな。
今回の野良猫活動を振り返れば
向かいの半空き家に親子猫5匹が現れ、増えては大変と5匹捕獲手術した。
ボランティアさんに地域全頭一斉にやらなければ意味がないと言われ、
前から噂になっていた餌やり宅に聞いてみれば、
「子猫きてます」とメールがきて。
おう、よく写真を見れば、餌のお皿がある…
捕獲&手術した。
餌やり宅は、町内会の組も違うし違和感を感じる人がいるのも、そりゃそうかもとなる。
その子猫増やしたのは誰なのかと。
しかし、もともとの餌やりはそこの家のおばあさんで、今餌やりしてくれているのは家族の方、その方は餌やりはやっていなかったように思うのだが。
「でもその方のお家でやってたんでしょ?」
まあ、そうなんだけどね。
■聞けば、ひと月にかかる餌代は、
ウェットフード 4000円ぐらい
ドライフード 5000円ぐらい。なのかな。
これを、ウェットフードは無しか減らし、
ドライフードの量を増やすとして、6〜7000円で収めてはどうだろうかと提案する。
さらに、猫を外飼いしてる人、もともとの原因の餌やりさん宅も多めに出し、その他の方にカンパもらう。と調整中。
お金の話するの気が重い。
関わる人がたくさんいると価値観も立場もそれぞれだから、主軸決めるの難しいなあ。みんな優しい人だからなんとかなっているけれども。
■と、「餌だけじゃなくて、今後病気になったりして、お医者さんにかかるのもお金がかかるよ」と話題にあがる。
もうね。
それは、病気になった猫を見て、病院に行かせたい人が行けばいいと思う。思った人が寄付を集めれば良いと思う。
やりたい人が自分でお金を集めるか出すかして、自分で病院に連れて行く。のがシンプルでよい。
私がやりたくなったらそうするかな。
■動物病院行ったり、さまざまな役目を果たしているので、苦手な会計は別の方にそろそろお願いできれば…と思いきや、
「会計はあなたよ、お願いできるわね。」と、卒業大学の学長婦人に言われれば、うなずくしかない。でも日中いないから集金はお願いしよう。
とりあえずまとめの報告書つくろうっと。