6回目の捕獲
8月になって、6回目の捕獲を行うことになった。
おそらく。まだ捕獲されていない野良猫は3匹ほと。
ドンファン
チームダンディ3
チームダンディとは、1番最初に捕獲したあごひげ姉さん改めさくらが昨年産んだこども達だ。昨年も子猫いたの全く気が付かなかった。
今では立派な成猫だ。
チームダンディは4匹ほどいたと思われるが最近3匹しか見かけない。
2匹は捕獲&手術が済んでいる…と思うので、残るはあと一匹。
ドンファンは餌やりさんの努力で、決まって餌を食べに来るようになった。
私は仕事に行き、ご近所さん方が、夕方4時頃から捕獲機をかけることになった。
すると、すぐに連絡が来る。
「チームダンディ、捕まりました。玄関に置いときますね。」
宅急便かよ…
玄関先に捕獲した猫がおかれる日常って不思議。
いや、大体「捕獲」なんて単語使う?
シンゴジラ以外なかったよな。
写真を見れば、捕獲機の近くにいる猫。
飼い猫さんである。
この飼い猫さんは、井戸端会議をしているとどこからともなく現れたりするような、みんながかわいがっている猫だ。
完全室内をお願いしているのにあれですが、この猫、外でみかけないと「あれ?いませんね。」と思うぐらい身近な存在である。
さらに、飼い主は偶然にも私の卒業した大学の学長だったりして。
こんなことありますか、
同じ通りに学長がお住まいだとは。
この後、夜中に3回も飼い猫さんが捕獲機にかかるというひどい展開に…
捕獲機を設置してくれた方が夜中に様子を見に行くだびに、静かに捕獲機の中に佇む飼い猫さん。
普通、捕獲機に野良猫が入ると、布をかけるまで暴れたり鳴いたりするのだが、
飼い猫さんはいたって静かなのである。
静かに佇む。
あとは、この前捕獲機にかかったみかんが入り。
もー、全然関係ない奴ばかり…
ドンファンは全く捕獲機には近づこうともしなかった、
かしこい。
きっとわかっているのだろう。
そんなドンファンがひどい傷だと連絡が入った。
見れば生々しいえぐれ具合だ。
ボランティアさんに報告すれば、
「動物病院に行って、抗生剤飲ませてあげてください」
!
!!
あの憎むべき奴に、薬を贈るとは…
地域猫ってこういうこと?と思いつつ、お薬を餌に混ぜて食べさせる。
ネットを見れば、
この傷は、発情期に縄張り内でオス同士ケンカする時にできる傷に似ている。
気づけばメス猫をおっかけてばかりいるドンファン。
発情期かよ!
もー。
と思いつつ、どうにもならん。
一体どうしたら捕まるのかしら。
もー。