捕獲3回目
昨夜のうちに、捕獲機をかけたお家(猫好き)からメールが入る。
「子猫が二つの籠に、それぞれ1匹ずつ入っていました♡」
おお!と、歓声をあげる私を横目で見ながら
「おまえ、楽しそうだな…」と旦那にニヤニヤされ、ハッとする。
確かにこの喜び…
なんだろうね、捕獲ていうか、何かを捕まえるの、興奮するよな。
いちご狩りとか、
ぶどう狩りのような…
魚釣りか。
違うか。
猫の幸せのために、よし!と思うのではなく、純粋に捕獲の喜び。
いいのか?
いいんです。
自分が自分を励まさなくて、誰が励ましてくれよう。
わっしょいわっしょいと、臭いうんこを片付けながら、自分を鼓舞する。
わっしょいわっしょい。
よし、
この企画を「ねこ祭り」と名付けることにしよう。
祭りと決めたら、多少の大変さも気にならない。
夜、ミャーミャー鳴いてうるさくて寝られない時は、「ねこナイト」と、名付けよう。
まつりだ、まつりだ♪といそいそと朝、捕獲器を受け取りに行く。
中には 白キジとキジの子猫2匹。&昨夜捕獲したお母さん猫(三毛)
白キジ子猫。シャーっとお怒り中。
そして、キジ猫子猫。
なんか、このキジ猫小さくない?
おしりからしか見えないから小さくみえるのかしら…。
で、お母さん。どん。
これ、三毛猫でいいんですよね…
で、病院に急ぐ。
子猫4匹、成猫2匹。
って、子猫!
そう、子猫の預りさんはおらず、またもやボランティアさんに頼むことに…
8月10日まで24000円。
里親見つからず、9月まで延長したら、また、24000円。
これ、毎月払っていけるのかしら。
と同時に、こんなにボランティアさんにお願いして、ボランティアさんが疲弊してしまわないか、心配になる。
早く嫁入りさせんと、皆が破たんすると思いつつ、病院へ。
本日のお会計も、この前と同じよう。
この価格、とってもボランティア価格、良心的と教えてもらう。
「とっても良心的だね。っていうか、ほぼボランティアだね。
もう調べたかもしれないけど、成猫さんに処方されたのは
・コンべニア皮下注射:2週間持続する抗生剤
・ビルバゲンCRP:3種混合ワクチン
・アドボケート:ノミダニフィラリア駆除剤」
持つべきものは友達と、良心的な病院を紹介してくれるボランティアさんと、その病院さん…
と、感謝すべきものが増えていく。むむ。
これ、何かの検査結果を説明され
体重計ったりしてると、
先生から「一匹、600グラムしかないから、まだこの子はワクチンうてないね」と言われる。
やはりキジ猫さんかなり小さいらしい。
するとボランティアさんが、
「やっぱり、あと一組、子どもたちがいますね、」
!
!!
え、あっとっ、一組…
「Nさんの見た、白に黒ブチの子も保護されてないですし。きっと別の兄弟がいるんですよ。」
まじでか。
「捕獲、いつやりますか。今ですか?」
!
まだねこ祭りは続くのである。
わっしょいわっしょい。