お客様の中で子猫を飼いたい人はいませんか
本日出張。
大学生のビッグバンドジャズコンテストに行く。
顔見知りに合い、
「最近、どう?忙しい?何してるの?」と言われ、
「猫!」と答える。
ロビーにあふれかえるお客様、出演者もビッグバンドなので多数。
思わず、「お客様の中で、子猫を飼いたい人はいらっしゃいませんか!お客様!」と叫びだしたくなるのを我慢する。
人いっぱいだなあ。
どこにいるんだろ、子猫が欲しい人。
と、その中でご紹介いただいた人の中から声を掛けられる。
「Nさん、私も地域猫活動、うちの近所でやってましたよ。」
!
!!
思いがけぬ展開。
猫の餌はどうだ、トイレはシステムトイレが必須だ、預りさんを見つけるのが大変だ、動物病院がどーだ、うちのボランティアグループはここだ、譲渡条件はどうだとか、彼の実体験の話を興味深く聞く。
こんな仕事先の人にいたとは(泣)
楽しい…。
忙しさと血圧190のせいで、ここ最近は友達との約束はほぼキャンセル。
行きたかったシェラトン都ホテルのランチも、阿左美冷蔵のかき氷も、美ヶ原王ヶ頭ホテルも全てキャンセルである。
もうね、猫飼うのって本当に責任のあることで、
まじ猫とか犬とか飼っている人尊敬するよ…。
あたしゃ遊びたいよ…。
旅行に4泊ぐらい行きたいよ…
忘れていた、猫以外での人間関係。
で、ウィンク先輩の相談をする。
なかなか慣れてくれないウィンクさんの攻略法を聞けば、
「ああ、それさ、兄弟猫一緒に同じケージに入れてるでしょ。それだと難しい猫っていますよね。」
!
!!
なんだ、知らんぞその情報。
本当なのか。
「ええ。うちがそうで、だから人なれしない猫は1匹でケージにいれて、とことん遊んでやる。兄弟ばらして、別々の預りさんにしたらすぐ慣れましたもん。うちのボランティアグループではそうしてますよ。」
えー、くーちゃんとめめちゃん、狭くてかわいそうだから、早く入れてあげようと思ったのに…どうしよう。
ああ、でもさ、小学生でも集団でのやりとりは難しくても、先生と1対1だとうまくいって、そうやって慣らして集団に入っていく子っているよな…
人も色々、猫も色々だよな。
そう言えば昨日、「犬猫みなしご救援隊」のブログで、代表が、すーごく小さな猫の避妊手術をしていて、こう書いてあった。
『こんな小さなちびっこも手術します。
「体が小さいと手術の負担が大きいのでは?」
とんでもございません!
真逆真逆真逆
ちびっこの方が負担が小さく
今日の夜には走り回って
ごはんも食べます。』
まじか。
猫の大きくなるタイミングを待っていたのに…。
いや、代表がおっしゃるなら、そうなんだろうなあ。
今、地域猫や猫の殺処分の本や、ネットでの記事について読み漁っているのだけれど、
例えば、これとかよかった。
日本の犬猫は幸せか 動物保護施設アークの25年 (集英社新書)
イギリスでは、子猫、子犬の販売が禁止になりそうだしね。
これは、古いか。
natgeo.nikkeibp.co.jp TNRに関しても、これが猫問題の終点ってわけでもなし、
またそのやり方についても、様々意見があり、
どれが正統派というのはないのだな、
トライ&エラーの過渡期なんだな、と段々わかってきた。
ようは、自分がどの信念でやるかなのかな。
って、まだ2ヶ月だからわかんないけど、慎重に行こう。
まずは、勉強、勉強である。
土日の譲渡会が多い中、私の休日は土日はほとんどない。
と、ぼやくと、
「ぼく、平日にやってるとこ知ってますよ。今度、Nさん宅に遊びに行きますよ。猫を慣らすの上手な妻も連れて行きます。」
と嬉しい話。
たくさんの人に助けてもらいながらすすむ。
まずは、おうちに帰って、猫さん3匹分のうんこを片付ける。
わっしょい、わっしょい。