捕獲して、動物病院に行く(0705-2)
気が付けば、1時間も経たないうちに5匹の猫が捕まったうちの町内。
お母さん猫は、興奮しておしっこしているし(これが、こうばしく匂うのよね…)、
生き物をまじかで普段見ることのない私は、その命に圧倒される。
ボランティアさんがすぐに戻ってくれた。
「親猫1匹は手術しましょう。子猫はワクチン接種や駆虫などをして、引き取ります。」
!
でた!子猫預かり!
一人、犬好きの優しい方がいて、2匹預かってくれることに。
で、あと2匹がみつからない。
近所で猫を飼っている人に聞いてみても、様々な事情で難しい。
野良猫だから、ワクチン接種をしたあと2週間は他の猫と接触できないのだ。
いや、でも猫を預かるっていっても、何が必要で、お部屋をどうすればいいのかわからないし…
「猫はケージにいれます。ケージはお貸ししますよ。」
にっこりとボランティアさんが教えてくれる。
こうなったら腹をくくって、やるしかないのか。猫苦手な私が。
まあ、とりあえず、動物病院に行って、猫の手術手続きをしようということになる。
その際、自宅しか知らなかったご近所の方と携帯番号交換したり、Lineを交換したり。
動物病院前に、今回ご協力してくださるボランティア団体の猫の保護をしているおうちにより、ケージを借りたり、餌をわけていただくことになった。
一足踏み込んで、虚を衝かれる。
猫、いっぱい。
言葉を失う。
ごめんなあ、今だったら、知らない人にカメラ向けられたら猫がどんだけ怖いかわかるのだが、無神経に写真をとってしまった。
子猫たくさん。
たくさんの命が、ケージにたくさん詰まっている。
泣きそうになる。
私の知らないところで、人間のせいかもしれん命がこんなにあるとは…
大変、大変申し訳なく、なんとも言えない気持ちになる。
せめて。
うちの近所で生まれた子猫たち4匹は、幸せになってもらおう。
などと、聞きつつ、トイレやケージの消毒の仕方、餌のこと、人に慣れることが必要なことを聞く。
てか、猫のトイレ。
糞尿被害を庭でされてつらかったのに、今度はうちの中でうんこ…。
えっと、がんばります。
と、動物病院に、向かう。