ごはんください
ウィンク先輩は、わたしがおうちにいる時はケージから出す。
食事とトイレと寝床はケージ。
で、最近移動すると別の部屋まで追ってついてくるようになった。
さわれるにはさわれるけど、抱っこは難しい。手を差し出せば逃げていく。
そう、蜃気楼のような男、ウィンク先輩。
譲渡会に行くにはキャリーケースでの移動が必要でそれまた、まだできそうにない。
これ、長い戦いやな…つまり譲渡会にでている子たちはだいぶ馴れているのか、保護者の腕がいいのか。
まあ、私は保護主としてはポンコツなので、なれるまで待ちましょうと根比べ。
ウィンク先輩は、夕食時にケージの外に出していると、
「え?なに、食べてるの?」とにやにやしながら近くに寄ってくる。
机の上にもあがってきてしまう。
人間の食べ物をあげてはいけない。と「猫のきもち」で学んでいる私としては
「ウィンク先輩、下におりてください」というも、にやにやにやにやして、ウィンク先輩は降りようとしない。ので、食事時にはケージの中に入ってもらうようにした。
そう、ネコの表情として言っていいのかわからないが、にやにやしているのである。
ウィンク先輩は、好奇心が旺盛で何かがたがたしているとすぐによってくる。
逃げていたおさじさんとは性格が全然違う。
にやにやする猫っているのね…とまた猫を知る一日。
同じお母さんなのに、同じ環境なのに、こども猫の性格は違う。
面白いのう。