地域猫ってはじめて聞きました 猫が苦手な私と野良猫の捕獲と保護と里親と

猫が苦手な住民による、気が付いたら町内が猫だらけになっていたので、捕獲・保護してみた毎日の記録

なぜ地域猫活動をはじめたのかの理由

猫の保護、捕獲を初めて1ヶ月を過ぎた。

終わらないねえ、この旅は。

捕獲の目途は経ってきたが、今度はお金の問題になってきた。

 

で、地域猫とかなんでやっているんだろう…、というと思いだすことがある。

しつこいようだが猫は怖いし、苦手である。

どちらかと言えば、心を穏やかに過ごすために庭への糞尿被害に目を向けないでいたぐらいだ。

ご近所の方が猫好きばかり、ということでもない。ごくごく普通の町内。

 

ある日、最初に子猫を見たのはいつか、いつ産まれたのかという話になった。

すると、一人のご近所さんが思い出す。

「あの5才の女の子が虐待を受けて、ノートに手紙を書いていたあのニュースがあった時に初めて見たのよ。」

 

www.asahi.com

文面を思い出すだけでも胸が痛い。

 

「それでね、あのニュースを見て、『なんとか救ってあげられなかったのかな、救ってあげたかったね』って話してた日に、あの子猫たちが出てきたんじゃなかったけ。」

 

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野良猫時代のおさじさんとウィンク。

 

そうだ。

で、思ったのだ。

目の前に、同じように命の危機に立ち向かっている生き物がいる時に、ほおっておけないよね、って話になったんだ。

 

テレビを見て、新聞を読んで、さめざめとショッキングな手紙を読んで、泣いているだけでは結局何もしないのと同じだ。

あの命を救いたかったのなら、目の前の命を救うんだ。

苦手とか、怖いとか関係ないし。

まずは、自分の手を動かすんだ。

 

ってことで、始めたんですな。

きっと、イヌでも、鳥でも同じようにしたんだと思う。

だから、地域猫活動をはじめよう!ってはじまったわけじゃなくて、

この命を救いたいなってやっていたら、それが「地域猫活動」ってカテゴライズされているだけ。

要領悪いし、知識も経験も体力も金もないけど、やるんだ。

 

たまに思い出しては勇気をもらい、前に進む。

いつか終わる。

まずは手を動かす。

まず私、頑張る。

 

 

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まず、トイレの砂片付ける。 

 

※業務連絡 

真田さん、砂ありがとうございます。本当に嬉しいです。

さらに、くるねこ知らなかったです。やってみます。ありがとうございます!

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