地域猫ってはじめて聞きました 猫が苦手な私と野良猫の捕獲と保護と里親と

猫が苦手な住民による、気が付いたら町内が猫だらけになっていたので、捕獲・保護してみた毎日の記録

わだばナウシカになる

猫達人に大いに学び、いろいろ肝がすわった。

どうか、どうかと言ってる場合じゃない。

立ち上がらんとな。


近所の人に「Nさんが怖がっているから、猫も怖くなっちゃうのよ」と言われ、なるほどなーと思う。

猫だって、人と遊びたいよな。
人になれないと、里親さん見つけるの大変だよな。

で、はたと思い出すこのシーン。

 

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そうか、その手があったか。

ただおびえているだけなのよね。

 

「わだば東京都下のナウシカになる」と決意も新たに、鼻息荒く(←この時点で猫はこんな人嫌い)
ゆっくりと、ケージの中の猫に向かって手の甲を差し出す。

いや、怖いから、ケージの外から柵に手を押し付けるのみ。

 

猫は、人のにおいをかぎたがるって、奥さん知ってました?
いろんな人が猫に自分の手のにおいをかがせるのを見ていた私が、
とうとう立ち上がる時がきたのである。

 

猫は私が、ぐいっとケージに押し付けた手を見てぽかんとしていた。

ら。
まずは、おさじさんが手を出してくる。

おさじさん、積極的。


穏やかな話し方をする人って誰だっけなーと、慌てて思いついたのが、蛭子さん。

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なぜだ…
えびすさん口調で話す。

「あのね、つめはね、ださなくてね、いいからね。」

「ほら、こわくない、こわくない、ね、だいじょうぶ。」と蛭子100%で乗り切る。

も。

 

ナウシカ、すごく痛かったんだね、よく平気でいられるよ。

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しかし、ウィンクさんが、その後とことことやってきた。
「あのね、痛いとね、つらいのね。」と蛭子100%で話していると、
最初は少し出ていた爪が、出なくなり、
最後は肉球で私の手をとんとんするようになった。

 

ウィンク…。
おまえってやつは、賢いぜ。

でもしかし、「ユパ様、この子私にくださいな♪」みたいな気持にはなれず、

それよりも、私の中で穏やかな口調の人が「蛭子能収」だったことに衝撃を受ける一日。

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